冬のランニングで、一番やっかいなのは「汗冷え」だと思っています。
走り始めは寒いのに、10分もすれば汗をかく。走り終わって立ち止まった瞬間、濡れたウェアが急に冷えて体に張りつく感覚——あれが本当に苦手でした。
ミズノのブレスサーモ ランニング長袖シャツを最初に買ったのは、そのきっかけがあったからです。寒い中走り終わって帰宅したら体が冷え切っていて、翌日に軽い風邪をひいてしまいました。「インナーを用意しないと続けられない」と思ったのが数年前。
以来、冬のランニングはほぼこれ一枚をベースにしています。良かった点も気になった点も含めて、正直に書いてみます。
ミズノ ブレスサーモ ランニング長袖シャツとは
ミズノが展開する「ブレスサーモ」シリーズは、汗を吸って発熱するという機能素材を使ったラインナップです。
ランニング向けのモデルは、ただ暖かいだけでなく、吸湿・速乾の機能も備えています。走ったときに出る汗を素早く外に逃がしながら、素材自体が発熱することで体温を維持する、という仕組みです。
- 素材:ポリエステル(ブレスサーモ素材使用)
- 価格帯:5,500〜7,700円前後(モデルによる)
- ラインナップ:メンズ・レディース展開あり、ネックデザインや厚みの違いで複数種類
私が使っているのは、クルーネックタイプのレディースモデルです。
実際に使った感想
最初に着て走ったとき、「あ、これは違う」と思いました。
それまで綿素材の長袖を着て走ることもあったのですが、汗を吸ったあとがどうしても「ぬれた感」として残っていました。ブレスサーモは汗をかいても、肌に張りつく感じがほとんどありません。
発熱機能については、走り始めの最初の5分くらいは「温かい」と感じます。体が自分で温まってくるとその感覚は薄れますが、寒い日の走り出しのストレスが減るのは実感としてあります。
冬の朝ランで気温が5度を下回るくらいの日でも、この長袖の上にウィンドブレーカーを一枚羽織るだけで走れることが多くなりました。以前は寒くて足が向かなかった日も、服装が快適だと外に出やすくなります。
良かった点
汗冷えがかなり減った
これが一番の変化でした。走り終わって立ち止まったときの「急に冷える」感覚が、かなりマシになりました。すべてなくなるわけではないですが、以前との差は明らかです。
動きやすい
ランニング専用設計なので、腕を振っても引っかかる感じがなく、着ていることを意識しないで走れます。一般的な防寒インナーより素材が伸びるので、動作の邪魔になりません。
ケアが楽
洗濯機でそのまま洗えます。素材が繊細そうに見えますが、3年使って目立った劣化もなく、今のところ問題なく使えています。
気になった点
気温が高いと暑すぎる
ブレスサーモは汗で発熱するので、気温が10度を超えてくる日は少し暑すぎると感じることがあります。3月の終わりや秋口など、「寒くもなく暑くもない」時期には少し出番が減ります。冬の本番(12〜2月)向けのアイテムだと思っています。
タイトめなシルエット
ランニング用なので体にフィットするシルエットです。ゆったり着たい人には向かないかもしれません。サイズ感は少し大きめを選ぶと着やすいと思いますが、あくまで個人差があります。
カラー展開が地味
機能面は申し分ないのですが、色の選択肢が黒・ネイビー・グレーなどシンプルなものが多い印象です。明るい色も出てはいますが、シーズンによって変わるので、購入時に確認が必要です。
こんな人におすすめ
- 冬のランニングで汗冷えに悩んでいる方
- 週2〜3回以上、秋冬にも走り続けたいと思っている方
- 重ね着の「インナー選び」に迷っている方
- 綿素材のインナーで走っていて不快感を感じたことがある方
逆に、気温がそこまで下がらない地域や、秋口〜初冬だけ走るという方には少しオーバースペックかもしれません。
まとめ
ミズノ ブレスサーモ ランニング長袖シャツを3年使ってみての正直な感想は、「冬ランの快適さが変わった」です。
大げさではなく、インナー一枚で走り出しの寒さや走り終わりの汗冷えがかなり軽減されると、冬に走り続けるハードルが下がります。走ること自体の不快感が減ると、ランニングへの億劫さも減る。地味ですが、続けるためには大事なことだと思っています。
価格は5,000〜7,000円台と、安くはありません。でも、3年間ほぼ毎冬使えていることを考えると、1シーズンあたりのコストは思った以上に低い。ランニングギアへの投資として、悪くない選択だったと感じています。
冬のインナー選びに迷っている方の参考になれば幸いです。
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