走り始めてもう5年以上になります。
きっかけは「なんとなく体を動かしたかった」という、ものすごく曖昧な理由でした。タイムを縮めたいとか、大会に出たいとか、そういう目標があったわけでもない。ただ、仕事に追われる毎日の中で、何か自分のためだけに使える時間がほしかった。
でも走り続けていると、ふと気づくことがあります。ランニングって、お金の面でも実はかなり「おいしい趣味」じゃないかな、って。
FP2級を持ちながら、10年以上コツコツ投資もしている私が、趣味としての費用感と健康投資の観点から、正直に整理してみました。
ランニングにかかるお金、実際のところ
「ランニングはシューズさえあれば無料」とよく言われますが、実際に続けてみると、ちょこちょこお金がかかってきます。
私の場合、ざっくりこんな感じです。
初期費用(始めるときに買うもの)
- ランニングシューズ:8,000〜15,000円
- ウェア(上下):5,000〜10,000円
- スポーツブラ・インナー:3,000〜5,000円
最初は全部合わせて2〜3万円くらいかかりました。ただ、シューズ以外はわりと長持ちするので、1回の出費で済むものが多いです。
毎月かかるもの(継続コスト)
- シューズの買い替え(500〜600kmで交換目安):月1,500〜2,500円換算
- 大会エントリー費(年2〜3回):月に換算すると1,000〜2,000円
- ストレッチ用品など消耗品:月500〜1,000円
月々のランニング費用は、だいたい3,000〜5,500円くらい。意外と抑えられています。
趣味としてのコスパ、改めて考えてみた
費用だけ見ると確かに安め。でも「コスパ」って、出費だけじゃなくて何が得られるかとセットで考えたいんですよね。
ランニングを続けて感じているメリットをざっと挙げると:
- 睡眠の質が上がった
- 集中できる時間が増えた(走り終わった後の頭のすっきり感)
- 体重が落ちたことで、服の買い直しも減った
- 友人との会話のネタになる
特に「睡眠の質」と「集中力」は、仕事にも直結するので侮れません。
健康投資として見たときの価値
FPとして資産形成を考えるとき、「何に投資するか」は大事なテーマです。
生涯医療費の平均は約2,700万円とも言われています。ランニングで習慣的に体を動かすことは、生活習慣病の予防にもなります。「月4,000円のランニング費用」と「将来削減できる医療費」を天秤にかけると、長期的にはプラスになる可能性のほうが高い。
投資の考え方でいえば、「リスクが低く、リターンが高い」部類に入ると思います。
まとめ:ランニングは、地味に最強の趣味かもしれない
コツコツ続けるという点では、NISAの積み立て投資とよく似ています。すぐには結果が見えないけれど、10年後に振り返ったとき「続けてきてよかった」と思える可能性が高い。
走ることも、投資も、派手さはないけれど、それが私には合っているなと思っています。

