足の裏が痛くなったことはありますか?
朝起きて最初の一歩がズキッとする、あの感じ。私はこれを何度か経験しています。いわゆる「足底筋膜炎」というやつで、ランナーにはわりとおなじみの悩みです。
なったときは正直、「また来たか」という気持ちと、「しばらく走れないのか…」という落胆がセットでやってきます。でも今は、足底筋膜炎になった時期を振り返ると、「あ、あのときはやりすぎてたな」と原因がわりとはっきり見えます。
今回は、私自身の経験も交えながら、ランニングで足底筋膜炎になりやすい原因を整理してみます。
足底筋膜炎とは:かんたんにおさらい
足底筋膜は、かかとから足指の付け根にかけて広がっている膜のような組織です。歩いたり走ったりするときに、足のアーチを支えてクッションの役割を果たしています。
この部分に繰り返し負荷がかかって炎症が起きるのが「足底筋膜炎」。ランナーに多いのは、走るたびにこの組織が引っ張られるからです。
症状は「朝起きたときのかかとの痛み」が代表的で、歩き始めの数歩がとくに痛い。走っていると多少マシになる、でも翌朝また痛い、という繰り返しになることが多いです。
なりやすい原因、私の経験と照らし合わせると
急に走る距離や頻度を増やした
これが私の場合、いちばん当てはまります。
「よし、本腰入れて走るぞ」と決意した時期に限って、足底筋膜炎になっている。例えば週2〜3回のペースだったのを急に毎日走り始めたとか、距離を5kmから10kmに一気に伸ばしたとか。
体が慣れていないペースで追い込むと、回復が追いつかずにどこかが壊れる。足底筋膜は、そういう「負荷の急増」に敏感な場所です。
古くなったシューズを履き続けた
ランニングシューズのクッションは、見た目ではわかりにくいけれどじわじわ劣化しています。目安は500〜800kmと言われますが、私は「まだ使えるかな」と引っ張りすぎて、結果的に足への衝撃が増えていた時期がありました。
シューズの寿命と足底筋膜炎の発症が重なっていたことが、後から振り返るとはっきりわかります。
走った後のケアをサボっていた
正直に言うと、ストレッチをちゃんとやっていない時期がありました。走り終わったら水飲んで終わり、みたいな。
足底筋膜炎の予防には、ふくらはぎ・アキレス腱・足裏のストレッチが効果的と言われています。これらが硬くなると足底筋膜への負担が増えるので、走った後のケアはサボらないほうがいい。わかってはいたけれど、面倒でやっていなかった。
体重の変化
走ってもいないのに足底筋膜炎になったことがあって、そのときは体重が少し増えていた時期でした。足への負荷は体重に直結するので、体重が増えると足底筋膜への負担も増える。ランニングだけが原因じゃないこともあります。
なったときの私の対処法:ぶっちゃけ「サボります」
足底筋膜炎になったと気づいたとき、私はしばらく走るのをやめます。ためらいなく。
「せっかく続けてきたのに」という気持ちはあります。でも無理して走ると、ぶり返して結局もっと長い期間走れなくなる。それをすでに経験しているので、今は迷わず休みます。
続けることが目標なら、休むことも続けることの一部だと思っています。サボるのが目的じゃなくて、また走れるようになるための休養。そう考えると、罪悪感なく休めます。
休んでいる間にやっていること:
- 足裏のマッサージ(テニスボールを踏むだけ)
- ふくらはぎのストレッチ
- 歩くだけにする日を作る
完全に症状が引いてから、また少しずつ再開する。このサイクルを繰り返してきました。
まとめ:ゆるく長く走り続けるために
足底筋膜炎になる原因をまとめると:
- 急な練習量の増加
- シューズの劣化
- ランニング後のケア不足
- 体重増加による足への負担増
どれも「急ぎすぎた」「サボりすぎた」という両極端から来ていることが多いです。
40代のランニングは、20代のように「気合でなんとかする」が通用しなくなってきます。痛みのサインが出たら早めに休む。それが結果的に一番長く走り続けられるやり方だと、何度かなった経験から実感しています。
走ることもダイエットも、「続けること」が最大の成果です。そのためには、無理しない選択肢を自分に許可してあげることが大事だと思います。

