「大会に出てみたいけど、お金ってどのくらいかかるんだろう?」
ランニングを始めてしばらくすると、一度は大会が気になります。でも、初めての大会前って、何にいくらかかるのかよくわからなくて不安ですよね。
結論から言うと、地元のローカルレースなら数千円で出られます。でも、大きな大会や遠征が絡んでくると、あっという間に数万円が飛んでいきます。
フルマラソン複数回完走、大会遠征も経験している私が、大会にかかるお金のリアルをまとめました。
大会にかかるお金①:参加費
まず一番わかりやすい「参加費」から整理します。大会の規模や距離によって、参加費は大きく変わります。
ローカルな5km・10kmレース:2,000〜5,000円
地域のマラソン大会や市民ランニングイベントなら、参加費は数千円で収まることが多いです。近所の公園や河川敷で開催されるような小規模レースは、参加費2,000〜3,000円というものも珍しくありません。
「まず大会に出てみたい」という段階なら、まずはこういったローカルレースがおすすめです。雰囲気をつかむのにちょうどいいし、費用も抑えられます。
ハーフマラソン(都市型):7,000〜15,000円
ハーフマラソンになると参加費が上がります。特に都市型・人気の大会は、1万円を超えることも多い。エントリー倍率が高い大会ほど、参加費も高めに設定されている傾向があります。
フルマラソン:8,000〜15,000円
フルマラソンの参加費は、1万円前後が相場です。地方の中規模大会なら8,000〜10,000円、都市型の人気大会になると12,000〜15,000円ほどになります。
東京マラソン・名古屋ウィメンズマラソンなど:20,000円前後
大規模な都市型マラソンは、参加費だけで2万円前後かかります。東京マラソンは約21,000円、名古屋ウィメンズマラソンも同程度です。
抽選倍率が高く、当選するだけでも運が必要な大会ですが、参加費の高さも覚悟しておく必要があります。
| 大会の種類 | 参加費の目安 |
|---|---|
| ローカル5km・10km | 2,000〜5,000円 |
| ハーフマラソン(都市型) | 7,000〜15,000円 |
| フルマラソン(地方) | 8,000〜12,000円 |
| フルマラソン(都市型人気大会) | 12,000〜20,000円 |
| 東京マラソン・名古屋ウィメンズなど | 20,000円前後 |
大会にかかるお金②:遠征費
参加費だけでは終わらないのが大会遠征のリアルです。
交通費
地元の大会なら交通費はほぼかかりませんが、遠征となると話が変わります。新幹線や飛行機を使う場合、往復で1〜3万円以上になることも。
東京マラソンや名古屋ウィメンズのように都市部の大会は、地方在住者にとっては参加費+交通費で3〜5万円規模になります。
宿泊費
大会当日は早朝スタートが多いため、前泊が必要なことが多い。大会が近づくにつれてホテルが埋まり、価格も上がっていきます。繁忙期と重なると、1泊1〜2万円以上になることも珍しくありません。
私が名古屋ウィメンズに出たときは、前泊のホテル代だけで1万5,000円ほどかかりました。早めの予約が節約のポイントです。
EXPO(展示会)での買い物
多くの大規模マラソン大会では、前日に「EXPO」と呼ばれる展示会が開催されます。ここがなかなかの危険地帯です。
大会限定グッズ、シューズ・ウェアのセール品、補給食のサンプル販売……気づいたら数千円〜1万円以上使っていた、というのはランナーあるあるです。「見るだけ」のつもりが、財布の紐がゆるんでしまう場所です。
大会にかかるお金③:装備・準備費
大会に向けて準備するものにもお金がかかります。
レース用シューズ
練習用とレース用でシューズを分けるランナーは多いです。「大会前に新しいシューズを買いたい」という気持ちはよくわかるし、実際にシューズで走りやすさが変わることもある。ただ、こだわり始めると1万〜3万円以上の出費になります。
レース用ウェア
大会当日に向けて、専用のランニングウェアを揃えたくなります。タンクトップ、ランニングタイツ、ランニングソックスを新調すると、合計で1〜2万円程度かかることも。
テーピング・サポーターなど
長距離を走るための膝や足首のサポーター、テーピング用品も、こだわり始めると出費がかさみます。テーピングテープ1本数百円でも、複数本使えば積み重なります。
補給食(ジェル・スポーツドリンク)
フルマラソンでは途中でエネルギー補給が必要なため、ランニングジェルやスポーツドリンクを自分で準備するランナーも多いです。1本200〜400円のジェルを数本用意すると、1,000〜2,000円ほどかかります。
1回の大会にかかる総費用のリアル
参加費から遠征費・準備費まで含めた実際のトータルコストは、どのくらいになるのでしょうか。
地元のローカル5kmレース:3,000〜8,000円程度
参加費+シューズや装備の軽い買い替え程度で収まります。
地方フルマラソン(日帰り可能):15,000〜30,000円程度
参加費+交通費がメイン。装備を新調すると3万円超えることも。
都市型フルマラソン(遠征あり):50,000〜100,000円以上
参加費+交通費+宿泊費+EXPO買い物+装備……と積み重なると、あっという間に5〜10万円の規模になります。
「大会1回でそんなにかかるの?」と思うかもしれません。でもこれが現実です。私も初めて遠征大会に出たときは、トータルで6万円ほどかかって驚きました。
大会費用を抑えるための工夫
お金をかけすぎないためのコツもあります。
まずはローカル大会から始める
最初から大きな大会に出ようとせず、近場の小規模レースから始めると費用が抑えられます。大会の雰囲気に慣れてから、徐々に大きな大会に挑戦する流れがおすすめです。
ホテルは早めに予約する
遠征が決まったら、ホテルはすぐに予約しましょう。人気大会は参加が決まった翌日には埋まり始めます。早期予約で1〜2万円の差が出ることも。
EXPOでの予算を決めておく
「EXPO予算は5,000円まで」など、あらかじめ上限を決めておくと衝動買いを防げます。見るだけ、と思っていても気づいたら買っているのがEXPOの怖さです。
まとめ
マラソン大会の費用は、どの大会を選ぶかで大きく変わります。
- ローカルレース:数千円で出られる
- フルマラソン・都市型ハーフ:参加費だけで1万円前後
- 東京マラソン・名古屋ウィメンズ:参加費だけで2万円前後
- 遠征が絡むと:全部合わせて5〜10万円以上になることも
- 装備・EXPO買い物にこだわり始めると:上限なし
大会に出ることで得られる体験や達成感は、お金では測れないものがあります。でも、知らずに出費が膨らむより、あらかじめ全体のコストをイメージしておく方が、気持ちよく大会を楽しめます。
「まず1回出てみたい」という人は、地元のローカルレースから。沼に落ちるかどうかは、そこから先のあなた次第です。

