台風が近づくたびに、こんなことを考えませんか。
「走った方がいいのはわかってる。でも、外は風が強いし、雨もすごい。今日は無理かな……」
そのあと、台風が去っても「なんとなく走るタイミングを逃した」まま数日が過ぎてしまう。台風ひとつで、せっかく続いていた習慣がリセットされるような気がして、ちょっとモヤモヤする。
私もずっとそうでした。週2〜3回走るゆるランナー歴10年ですが、台風シーズンになると毎年同じことを繰り返していた気がします。
でも最近は、台風のたびに悩まなくなりました。「台風のときはこうする」という自分なりのルールを決めてから、気持ちがずいぶんラクになったんです。
今回は、ゆるランナーが台風期をどう乗り越えるか、私の実践をそのままシェアします。
台風シーズンのランニング、こんな問題がある
走るか・やめるかの判断が毎回しんどい
台風は「完全アウト」の日ばかりじゃないのが厄介なんですよね。
暴風雨なら誰でも「今日は無理」と即決できます。でも、台風が少し遠い日や、通過した翌日の「なんとなく曇っていて風も強め」くらいの日は、判断に迷う。
「これくらいなら走れるかな?」「でも無理して怪我したら嫌だな」「いや、サボり癖がつく方が怖い」——そんなループに入って、結局判断に体力を使い果たして、走る前に疲れてしまうことも多いです。
台風前後は体調が崩れやすい
これ、ランナーあるあるだと思うのですが、台風が近づくと気圧の変化で体がだるくなることがあります。
頭が重い、なんとなく眠い、関節がうずく……。「走ろうと思ってたのに、なんか今日はしんどい」という日が台風前後に集中していると気づいたのは、走り始めて数年経ってからでした。
気圧変化と体調の関係は人によって差がありますが、私の場合はわかりやすく影響が出るタイプ。台風期に無理して走ると、その後数日引きずることもありました。
走れない日が続くと「習慣が壊れる」気がして焦る
台風1〜2日なら我慢できる。でも、台風が連続して来たり、通過後も不安定な天気が続いたりすると、1週間以上まともに走れないこともある。
そうなると「せっかく続いてたのに、また最初からやり直しかな」という焦りが出てきます。この焦りが一番しんどくて、「もう走れなくてもいいか」という諦めに変わりやすい。
台風期のランニング、私なりの対処法
ルール①「台風の日は休む」を最初から決めておく
まず、台風当日・暴風域に入っている時間帯は走らない、と最初から決めました。
これを「サボり」と捉えるのをやめることにしました。台風の日に走らないのは、判断力の問題じゃなくて、安全管理の話。雨で視界が悪い中、増水した側溝や飛来物のリスクを冒してまで走る必要はない。
「やめていい条件」を先に決めておくと、当日悩まなくて済むんです。これだけで、台風のたびに感じていたモヤモヤがかなり減りました。
ルール②「台風の合間」を小さく活用する
台風が来るとわかっている週は、前後の晴れ間を意識して使うようにしています。
「台風が来る前日に30分走っておく」「通過翌日の午後、天気が回復したタイミングで3kmだけ走る」——こういう“つなぎのラン”を意識するようになってから、台風週間でも完全に習慣が途切れた感覚がなくなりました。
距離や時間にこだわらず、「外に出て少し走った」という事実だけ作る。それで十分です。
ルール③ 走れない日は「体のメンテ日」にする
台風でどうしても走れない日は、走ることをあきらめて室内でできることをします。
- ストレッチ(いつもサボってるところをじっくり)
- ヨガ動画を1本
- 足のマッサージ
- 翌週の走る計画を立てる
それでもどうしても体を動かしたい日は、車で近くの体育館に行くこともあります。室内ランニングコースがあるので、台風でも関係なく走れる。ただ、これは「どうしても走りたい」と体が言っているときだけ。台風の日に無理して行く、というよりは、選択肢のひとつとして持っておく感じです。
「走れなかった日」ではなく「体のメンテをした日」と記録すると、なんとなく達成感が残ります。小さなことですが、習慣が「ゼロ」にならない感覚が続くのが大事だなと思っています。
実際にやっていること:台風週間のスケジュール例
台風が週の真ん中に来ると予想されるとき、私はだいたいこんな感じで動いています。
| 曜日 | 天気・状況 | やること |
|---|---|---|
| 月 | 晴れ(台風接近前) | いつもより少し長めに走る(40〜50分) |
| 火 | 曇り・風が出始める | 30分だけ走る。無理しない |
| 水 | 台風直撃 | 完全休養。ストレッチ+マッサージ |
| 木 | 台風通過・強風残る | 様子見。外が落ち着いてから3kmだけ |
| 金 | 回復 | 通常ペースに戻す |
こうして書き出すと「台風週でも3〜4回は体を動かせてる」とわかります。休んだ日が目立つんじゃなくて、動けた日が見えてくる。それが地味に自信になります。
まとめ:台風の日に走らないのは、ちゃんとした判断
台風でランニングを休むのは、正解だと私は思っています。
無理して走って怪我をするリスク、気圧変化で体調を崩すリスクを考えたら、休む方が長い目で見てプラスになることが多いからです。
大事なのは、休んだあとにどう戻るか。「台風で休んだ」で終わらせず、「台風が明けたら動き出す」という流れを自分の中に持っておくだけで、習慣は意外と壊れません。
台風ひとつで積み上げてきたものが消えるわけじゃない。ゆるく、でも続ける。それがゆるランナーの強みだと思っています。

