「投資家は運動した方がいい」という話を見かけることが増えてきました。
私自身、NISAやiDeCoをコツコツ積み立てながら週2〜3回走っているのですが、走り始めてから「これ、投資の考え方と似てるかも」と思う場面が増えてきました。
今日はそのあたりを、体験ベースで書いてみます。「運動と投資、何か関係あるの?」と思っている方のヒントになれば嬉しいです。
投資家にとってメンタルは「最大のリスク要因」かもしれない
資産運用を続けていると、株価の暴落や急騰のたびに感情が揺さぶられる場面があります。
「もう売ってしまいたい」「今すぐ追加で買いたい」という衝動——これ、メンタルが不安定なときほど起きやすいと感じています。
投資の世界では「最大の敵は市場ではなく自分自身」とよく言われます。感情的な判断が、長期投資の成績を大きく左右することも珍しくありません。
そこで運動の出番です。
定期的な運動がストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を抑え、メンタルの安定に役立つという研究は数多くあります。「頭でわかっていること」を実際に行動できるかどうか——その部分を支えているのが、日々の体の状態だったりします。
私自身、走っている週は相場が動いても「まあ、長期でみればいいか」と落ち着いていられることが多いです。走れていない週は、なんとなくそわそわしてしまうことも正直あります。
気のせいかもしれませんが、体の調子とメンタルの安定は、意外とセットな気がしています。
走ることで「長期目線」が身につく
ランニングと投資って、共通点が多いと感じることがあります。
- 今日の努力がすぐには結果に出ない
- コツコツ積み上げることが基本
- 焦ってペースを上げると、後でガタがくる
フルマラソンを走ったことがある方なら、わかるかもしれません。序盤に飛ばしすぎると後半に失速する。あれ、投資でいう「一発逆転を狙って短期売買を繰り返す」感覚とよく似ています。
私は5〜6時間台のゆっくりランナーです。タイムを競うタイプではなく、「完走すること」「体調を整えること」を目的に走っています。無理をしないペース、無理のない距離——それを続けることで、長距離を走り切ることができています。
投資も同じで、「10〜20年後に資産をある程度増やしたい」という目標を持ちながら、毎月一定額を積み立てていく。焦らずにペースを保つ感覚は、走ることを通して自然と身についたように思っています。
どちらも「続けること」が最大の戦略なのかもしれません。
運動は「健康への先行投資」という現実的な話
少し現実的な話もしてみます。
40代になると、医療費や保険料が少しずつ気になり始めます。生命保険や医療保険を見直しながら、「病気にならないための投資」も意識するようになりました。
定期的な運動習慣がある人は、そうでない人に比べて生涯医療費が低くなる傾向がある——という研究や統計は複数あります。もちろん個人差はありますし、確実ではありません。それでも「走ること=健康への先行投資」と考えると、かなりコスパがいいと感じています。
ランニングにかかる費用は、だいたいこんな感じです。
| アイテム | 費用の目安 |
|---|---|
| ランニングシューズ | 1万〜2万円(半年〜1年で交換) |
| ウェア(上下) | 5,000〜1万円程度(最初だけまとめて) |
| ランニングアプリ | 無料〜月500円程度 |
月にならすと2,000〜3,000円ほど。ジムの月会費(平均7,000〜1万円前後)と比べると、かなり安く済みます。しかも外を走るので、通勤時間もゼロです。
「健康のために何かしたい、でもお金はかけたくない」という方には、ランニングは手が届きやすい選択肢だと思っています。
まとめ:きれいごとじゃなく、走ると投資が変わる気がする
「投資家は運動した方がいい」という話、最初は少し大げさに聞こえていました。
でも実際に走りながら投資を続けていると、メンタルの安定・長期目線・健康維持という面で、運動と投資は切り離せない関係にあると感じています。
「走ることで投資成績が上がる!」とはっきり言えるほど単純な話ではありませんが、少なくとも私は、走っている日の方が冷静に相場を眺められる気がしています。
激しい運動でなくて大丈夫です。週2回、30〜40分のゆっくりジョグでも、体と気持ちは少しずつ変わっていきます。
投資もランニングも、「続けること」が一番の戦略。そのための体とメンタルを整えるために、走ることは思っているより役に立つかもしれません。


