レース中、スマホを取り出す余裕はほとんどありません。ウエストポーチをごそごそ探して、ロックを解除して、画面をスクロールして——それだけで数十秒のロスになるし、なにより焦る。
私が教えてもらって「これは天才だ」と思ったのが、油性ペンで関門時間を手の甲に書いておくという方法です。シンプルすぎるけど、本当に効く。
なぜ「手の甲」なのか
理由① いつでも一瞬で確認できる
走りながら手首を返すだけで確認できます。ポケットを探す必要なし。立ち止まる必要なし。ペースを乱さず、必要な情報にアクセスできます。
理由② 焦りが減る
「今、関門に間に合ってる?」という不安は、後半のメンタルをじわじわと削ります。手元に数字があれば、「今の時刻と比べて○分余裕がある」とすぐ判断できる。冷静でいられます。
理由③ 汗でにじまない
油性ペンが必須な理由がこれ。水性だと、汗をかいたとたんに読めなくなります。マジックかパーマネントマーカーを使いましょう。
何を書くか? 書き方のコツ
基本は「地点名 + 関門締め切り時刻」だけ。
例:
6km 10:30
10.4km 11:55
15.7km 12:35
21.5km 12:52
スタート時刻を基準に、自分の目標ペースから逆算した通過予定時刻を加えると、さらに使いやすくなります。
Tips: 数字は大きめに、見やすく。走りながら見るので、小さい字は逆効果です。
やってみるなら前日の夜に
レース前夜に書いておけば当日の朝はバタバタしません。起きたら確認して、万が一にじんでいたら書き直す余裕があります。
使うペン:100円ショップの油性マジックで十分。にじむようなら、油分と水分をできるだけ取り除きましょう。
まとめ
テクノロジーが進んでも、アナログな方法が一番効くことがある。手の甲のメモは、焦りを防いで、冷静な判断を助ける「お守り」です。
準備は5分もかかりません。ぜひ次のレースで試してみてください。

